2006年 12月 10日

かっての国民機PC98シリーズですが、PC/AT互換機とは異なる独自の仕様をもっています。
OSもMS-DOSやWindows95などPC98シリーズ専用のものを使用しなくてはなりません。

PC98シリーズが主流であったのは90年代であり、
当時導入した企業は高額な費用でシステムを構築し、
企業の中枢機能として現在も現役で活躍しているPC98機も多いことでしょう。
しかし年々はシステムの見直し、故障によりWindows機への切替えが進んでいるかと思います。

年数が経過するということはハードディスク自体が経年劣化しており、トラブルが起こりやすく、当たり前のように起動が不安定になったり、起動不能になり最悪は電源すら入らないことになるでしょう。

ハードディスクの部品が劣化して、動作が非常に不安定になっており、通電してハードディスクのイニシャライズ動作直後にまたイニシャライズ動作に戻ってしまったり、電源が落ちてしまったりといった症状が多いようです。

データ復元センターではこのような物理的にクラッシュまたは故障してしまったPC98シリーズからのデータ復元・復旧に成功しております。
PC98シリーズのハードディスクの場合、PC/AT互換機に比べパーティションの管理からしてまったく互換性はありません。
研究によって解析されたPC98シリーズのフォーマットに対応した方法で、作成したイメージからデータを復元していきます。

イニシャライズ動作が不安定なディスクのスキャン方法としては、特殊スキャンにより何度もデータ情報のイメージ化を実施して、正常に読み取れた部分を集め再構成していくことで、可能なかぎりの完全なイメージを作成していきます。
そのデータ情報のイメージファイルをスキャンしデータを抽出いたします。
またこのイメージファイルを正常なディスクへコピーすることにより、データ復元・復旧の枠を超え、ディスクの物理的な復活となるのです。

と、言いますのは障害のレベルによっては故障してしまったPC98機が正常に稼動するということになり、
データ復元センターの技術はPC98本体を完全に復活修理してしまうということです。

「機械が古くなったからあきらめよう」では済まされない企業にとってはまだまだ現役のPC98シリーズ

わたくし、個人的には未だ現役に活躍していることはうれしいことですが、
時は流れ、時代と共に技術も進化し世はWindowsやLinuxが主になっております。
バックアップの機能も充実し、PC98機のように物理的な障害で簡単に停止してしまうことも少ないことでしょう。
ましてや物理的な故障の際は部品やサポートも充実に受けられなくなってきておりますので、
未だ現役にPC98シリーズを導入、活用されている企業様は早めにシステムの見直しや対策が必要なのではと思います。
そう考えるとPC98シリーズも団塊の世代ということなのでしょうか。

技術責任者 杉村