データ復元・復旧日記『日々研究あるのみ』

水没DISK 第2弾!!

 

先日公開させていただきました、水没DISKとはまたちょっと違い、時間が経過してしまい

完全に白く固まっている状態からの復旧となります。

 

全体的に海水が固まり記録面にしっかりと固着

 

完全に乾燥しております。

 

前回も説明しておりますが、こちらの白い部分が固着のさらに固着

この部分が取り除けなければ、復旧は難しいでしょう。

 

完全に取り除かれております。

 

ここからも慎重に作業しないと、ここまでの作業が水の泡

時間をかけゆっくりと。

 

また、公開いたします。

震災から早7ヶ月が過ぎようとしております。

初めての経験での不安と悲しみ、仙台市内が完全に真っ暗に・・・・・本当に怖いことでした。

そんな震災に負けずに復興へ向けて弊社でもできる限り皆様とご協力できればと思います。

 

さて今回の研究あるのみブログは、水没ハードディスクの洗浄前と洗浄後の写真を公開いたします。

そして、弊社に依頼されたハードディスクのほとんどが落下と津波による水没でした。

 

メディア様からの取材もお断りさせていただいたうえで作業に専念しました。

ちなみにその時にいただいた何通かの企画書の1枚が下画像です。

これらの取材を受けていれば全国に名が・・・・・?

ドキュメンタリーをお願いした局の方、是非、今も待ち続けています。

 

ここからが本題。

この工程をとることで復旧率もかなり高いものに、同業の方は20%前後しか復旧できなかったとかみみにしました。

しかし、弊社では、通常まではいきませんが、かなりの高い率まで到達することが出来ました。

 

一見外観では、水没しているのが疑わしくなるくらいです。

ところが開封してみるとみっちりと海水が付着。

なんとなくハードディスクっぽくなってきました。

白く残っている部分以外は、ほぼ通常ハードディスクと同じ状態です。

ここまでで、かなりの時間を要します。

ここからさらに、この白く残っている部分、固着のさらに固着している

頑固者です。もちろん除去方法は公開できませんが次の写真へ

通常ハードディスクと同じ状態に。

洗浄作業の工程を経て、ようやくデータ領域が確認できます。

 

この工程開発から次々にデータ復旧成功 第2弾に続く

さて、前回より研究を進めておりました認識しなくなったUSBフラッシュメモリからの
データ復元・復旧の進捗状況についてご報告いたします。

お客様よりお問合せいただくよくある障害例の中で「フォーマットされていません」などの認識は可能だがデータにアクセス出来ないなどの障害は比較的、軽度の障害でありデータ復元・復旧の可能性は高く難易度も低いものです。

厄介な障害なのはランプが点滅しないなどの「通電しない」、USBスロットに挿入しても反応せず「認識しない」や「水没した」など、電気的・物理的障害の場合は難易度が高く、データ復元・復旧作業は通常のツールではスキャン解析不能で、困難を極めます。

USBフラッシュメモリはメーカーによってチップ形状・電気回路やハンダ付けの方法が若干異なり、単純にに1つのUSBフラッシュメモリを研究・解析すれば結果が出るものではありません。ゆえに非常に大変です。

そこで、量販店で各メーカーのUSBフラッシュメモリを購入し、分解して検証することにしました。

率直な感想としては先ずは安易に分解が出来ないようにクセのある”ツメ”があり、さらにはボンド付けしてあるものなど、各メーカーさんもある意味”いぢわる”ですね。
まぁ、分解した時点で保証は無くなるので安易な分解を阻止するひとつの手段でしょうか。
それと内蔵のチップに関して言えば、韓国メーカーがほとんどであること。SAMSUNG、HYNIXなど
(業界では当たり前のことなのでしょうか・・・。)

さぁ、分解検証はある程度の台数を実施しました。
いよいよ本番のデータの吸出し(復元・復旧)作業に着手です。

ドキドキです。

兼ねてから、空き時間を利用してUSBフラッシュメモリのデータ構造を勉強しておりました。
今回、試みるデータの吸出し(復元・復旧)作業はハードディスク(HDD)とは全然違います。

さて、結果は・・・・。乞うご期待

 

-続く-